シャンプーやドライヤーをする時に、自分の抜け毛の量にびっくりする…なんて経験したことのある方も多いのではないでしょうか。
抜け毛は髪の生え変わりサイクルや外的刺激により、抜けやすい時期が存在します。もしかしたら今不安に感じている抜け毛も至って普通のことかもしれません。
ですが、時期的な問題以外にも抜け毛になってしまう原因はあります。
ここでは抜け毛の多くなる時期や原因、予防法を紹介します。
自分の抜け毛が心配する必要のあるものか、そうでないものかをまずは確認してください。
そして、原因に沿った抜け毛予防が出来るようになりましょう。
1.抜け毛が多い時期は秋口!抜け毛に関するQ&Aにお答えします!
2.抜け毛の原因は時期の問題だけじゃない!知っておくべき抜け毛事情を紹介!
3.雨の日にも一日中髪型が崩れない方法を教えます
1.抜け毛が多い時期は秋口!抜け毛に関するQ&Aにお答えします!
ここでは抜け毛に関する疑問についてお答えします。
時期的な要因での抜け毛は自然なことなので、心配しなくても大丈夫です。
自身の抜け毛が思い当たるかどうか、確認してみましょう。
Q抜け毛の量は時期によって変わるの?
A抜け毛は夏の終わりから秋口にかけて増えていきます。
主に季節の変わり目と言われていますが、夏場に受けた頭皮・毛髪のダメージが秋になり一気に出てくるというのが原因です。
直射日光をいっぱい浴びる機会があった、夏バテで栄養不足だった…などという方は要注意ですね。
Q時期によって抜け毛の対策方法は変わるの?
・春
春は季節も安定し、髪の毛にダメージを与える季節といった印象は少ないかもしれません。 ですが、5月に入ると一気に紫外線が多くなります。 ですので、毛髪や頭皮を紫外線から守るための工夫が必要です。
帽子を使用したり、紫外線用のヘアケア商品を使用するなどの対策を心がけましょう。
・夏
夏は湿気が多く、頭皮も汗や皮脂で汚れが多くなります。
まずは、しっかり清潔に保つよう毎日のシャンプーを怠らないようにしましょう。
また体力が落ちたり、食事の量も減ったりと栄養バランスも崩れやすくなります。 夏バテをしないようにケアすることも大切です。
・秋
秋は、夏に受けたダメージが頭皮・毛髪にあらわれため、一番抜け毛の多い時期となります。
ダメージを受けた毛髪にしっかり栄養を与えるためにも、トリートメントなど入念にケアすることが必要です。
また、食欲の衰退から夏に偏った食事をとっていた方は、栄養バランスを考えた食事に改善しましょう。
体調を保つことも、抜け毛を減らすために大切なことです。
・冬
冬は寒く、乾燥する季節です。
そのため髪の毛も乾燥し、頭皮の血行も悪くなります。
お風呂にしっかり浸かったり、頭皮のマッサージを行ったりと頭皮の血行を良くする必要があります。
また、潤いを与えるトリートメントを定期的に行うこと、過度なドライヤーやアイロンの使用には気を付けるよう心がけましましょう。
Q抜け毛が多い…と感じるが、健全な抜け毛の量はどのくらい?
→1日あたり約100本程度は正常な範囲です。
日本人は平均で毛髪が約10万本とされています。それが日々抜けて、生えてを繰り返します。
個人差はありますが、約3~4年で生え変わるヘアサイクルです。
Q抜け毛の量ってどうやって確認すればいいの?
一日の中で髪の毛が一番抜ける瞬間はシャンプーの時です。
ですので、抜け毛の多さが異常かどうか判断するにはシャンプー時に行うと良いでしょう。
お風呂の排水溝にネットを被せ、確認する方法がおすすめです。
シャンプーをしっかりしているという前提で、スタイリングの際や髪の毛をかき上げた時にパラパラ多量の髪が抜けてきたら要注意です。
また朝起きた後、枕などに抜け毛がたくさんついているのも良い状態とは言えません。シャンプー時に、ヘアサイクル上抜けるはずの毛は自然に抜けています。
抜け毛を確認し、想像以上の量の場合は時期以外の問題もあるかもしれません。
2章では、時期以外の問題で髪の毛が抜ける原因をお教えします。
2.抜け毛の原因は時期の問題だけじゃない!知っておくべき抜け毛事情を紹介!
ここでは時期的な抜け毛以外の原因や症状をご紹介します。
自分の抜け毛は何で起こっているのか。
しっかり確認しましょう。
▼抜け毛の原因5つと対処法
①年齢による抜け毛
一番に考えられるのは加齢による増毛です。
40歳を越えている方はまず疑ってみましょう。
また、今では年齢が若くても症状の出る人も増えています。食生活の欧米化やストレスも脱毛時期を早めている原因とされています。
早いペースで一気に抜けてしまうことはなく、徐々に薄くなり、気がついたら以前より少なくなっていたというケースが多いです。
その際に段々髪の毛にコシが無くなり、ボリュームなども減っていきます。
抜け毛が増えているときは細い毛が多くなるのも特徴的な症状の一つです。
原因には遺伝的な要素もあり、なかなか回復させるのは難しいとされていますが、なるべく早く対処することで、脱毛の進み方を遅らせることができます。
対処法をまとめて見ましたので、参考にしてみてください。
・発毛剤を使用
今では発毛効果が実証された発毛剤があります。
勿論効果には個人差がありますが、試してみる価値はあります。
https://brand.taisho.co.jp/riup/regenne/
リアップリジェンヌ
本体価格(税抜):5,239円
発毛効果が高いと今話題のリアップです。
女性用もありますので、男女ともにお使いいただけます。
・医療機関を利用する
年齢的による薄毛の治療を行っているクリニックや医療機関も多くあります。
内容や効果・コストも様々ですが、自分に合ったところを探して受診して見るのも対処法の一つです。
https://hagekatsu.com/tokyo/
様々なクリニックの効果とコストを比較しているサイトです。
希望に沿ったクリニックを探してみましょう。
②ストレスによる抜け毛
ストレスが原因で抜け毛を起こすケースも少なくありません。
ストレスはいろんな悪影響を及ぼしますが、人により症状は様々です。
頭皮・毛髪に悪影響を及ぼし、抜け毛に繋がることもあります。
ストレスによる脱毛の特徴や対処法は以前の記事に詳しく記載しておりますので、下記のリンクを参考にしてみてください。
https://wiglabo.com/kaminoke-stress/
③出産後による抜け毛
出産後はホルモンバランスがくずれて、脱毛を引き起こす時期があります。
約半年位脱毛しやすいとされています。
出産後の抜け毛については下記の記事に記載しておりますので、心当たりのある方は参考にしてみてください。
https://wiglabo.com/after-childbirth-hairloss-cause/
④過度なダイエットによる抜け毛
食事で栄養を摂ることができなければ、髪にも栄養を与えることが出来ません。
最近極端な食事制限などしたことがある人は、それが原因の可能性もあります。
すぐに栄養バランスがとれた食事をとるようにしてください。
年齢による原因でも紹介しましたが、通常より細い毛が増えてくるのも症状の一つです。
栄養バランスが取れていないと細い毛が増え全体的にボリュームがないヘアスタイルになってしまいますので、気を付けましょう。
画像のように細い毛がないか、一度チェックしてみましょう。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10153250285
⑤ヘアスタイルによる抜け毛
ポニーテールやアップスタイルなど、髪の毛を引っ張るヘアスタイルを長い期間続けることで引きおこる脱毛です。
牽引性脱毛症と言われています。
特に引っ張りの強い部分が抜けてしまいます。
強く引っ張られている部分が薄くなってきている場合は、髪の毛を引っ張ることの無いヘアスタイルに変えてみましょう。
https://hairlly.com/articles/female-thinning-hair-causes
▼もしかしたら病気?抜け毛が長引くようであれば病気かも?
抜け毛が長引くようでしたら病気の可能性も否定できません。
抜け毛の原因となる病気をご紹介しますので、念のため確認しておきましょう。
・AGA(男性型脱毛症)、FAGA(女性男性型脱毛症)
先ほど紹介した加齢に伴う脱毛と似ていますが、男性型脱毛症という症状です。
近年、女性にも男性型脱毛症を起こすケースが増えています。
原因は遺伝的な要素によってホルモンバランスが崩れ、男性ホルモンが髪の毛の成長を阻害することから起こります。
上記にも紹介したように、色んなクリニックがあり様々な治療が受けられます。 下記の記事でAGAについて詳しく紹介しておりますので、ご覧ください。
https://wiglabo.com/aga-effect/
・円形脱毛症
部分的に抜け毛が止まらない、といった場合には円形脱毛症の可能性もあります。
全体的に抜けるのではなく、一部分くっきり抜けてしまう症状が特徴です。
数か所できてしまったり、広がってしまったりするケースもあります。
合わせ鏡や、ご家族に見てもらって確認してみてください。
・脂漏性脱毛症
頭皮の皮脂が過度に分泌され、頭皮が荒れ脱毛してしまう症状です。
頭皮が異常に脂っぽい、異常に痒い、湿疹がたくさんあるといった方は皮膚科を受診するようにしてください。
・び漫性脱毛症
全体的にまんべんなく脱毛する症状です。
女性ホルモンのバランスが崩れることが原因で起こります。
女性特有の症状ですので、婦人科などを受診しましょう。
・その他
体調不良や肌荒れなどは起こしていませんか?
原因がはっきりしないけど脱毛が止まらない…といった方は内臓に何らかの問題がある可能性もあります。
また、貧血などで毛髪に栄養が行き届いていないといったケースもあります。
心配な方は早めに内科で診てもらうようにしてください。
3.まとめ
どんな人でも抜け毛はあります。明らかに今までより多く抜ける場合、どういった原因で起こっているのか確認する必要があります。
今回の記事では時期的なことなのか、そうでないのかの判断をしていただけたかと思います。
時期的な問題での脱毛は全く心配はいりません。しかし、放っておくと悪化する可能性もありますのでケアしておくに越したことはありません。
季節や時期に合ったケアを行い、抜け毛で過度に悩むことの無いようお過ごしください。
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