【美容師直伝】髪の広がりを抑える方法を効果があるものだけご紹介!

【美容師直伝】髪の広がりを抑える方法を効果があるものだけご紹介!

せっかくコテで巻いた髪。丁寧にセットしたストレートヘア。
髪の広がりのせいで台無し…そんな経験はある方も多いのではないでしょうか。

髪の広がりは日常のヘアケアや、髪のセット方法次第で、まとまりのあるヘアスタイルにすることができます!
今回は髪が広がる原因から、スタイリング方法・ケア方法まで紹介していきます。

髪の広がりを気にせず、おしゃれを楽しめるスタイルを手に入れましょう。

1.どうして髪は広がるの?知っておきたい原因まとめ
2.本当に髪の広がりを抑える方法を教えます!実際に効果のあった方法4選
3.まとめ

1.どうして髪は広がるの?知っておきたい原因まとめ

まずは髪質を改善するにあたり、自分の髪がなぜ広がってしまうのか原因を知っておきましょう。髪が広がる主な原因は下記の3つです。 ]

・髪の水分不足 髪の毛が乾燥し水分不足になると、当然水分を吸収しやすくなります。 水分を髪の毛が吸収することにより、髪が膨張しうねりや広がりにつながります。湿気の多い時期や雨の日に特に広がってしまう…といった方は髪の水分不足が考えられます。

・たんぱく質の不足 髪の毛はタンパク質で合成されており、約80%を占めます。 その主成分であるたんぱく質が足りないと髪の毛は栄養不足となり、いわゆる傷んだ状態になります。パサつきやくせ毛を引き起こし、その結果髪の毛を広がりやすくなってしまいます。

・毛髪(キューティクル)のダメージ 過度なカラーやパーマ、ドライヤーやアイロンにて熱を加えすぎたりすることで、髪の毛の表面を覆っているキューティクルを痛めます。 当然、パサつき分かりやすく言うとマジックテープのような状態になり絡んだり広がったりしてしまいます。

2.【スタイル別】本当に髪の広がりを抑える方法を教えます!

ここでは、髪の広がりを抑える方法を紹介します。 スタイリング方法は4つのスタイルに分けて紹介していきます。まずは、スタイリングできれいに見せる方法を参考に実践してみましょう。 そして、根本的に治したい人はしっかり日々のケアを行うことが必要です。ケア方法も紹介していきますので、自身のヘアケアを見直していきましょう。

◇スタイリングで改善する方法

髪の広がりをスタイリングで抑える方法をご紹介します。スタイル別に紹介していきますので、ポイントをしっかりと押さえていきましょう。

【ストレートヘアー】

ストレートスタイルはブローやスタイリングの仕方次第で、仕上がりが変わってきます。 何もせず、きれいなストレートヘアーが一日中崩れない…といった方は少ないはず。今のスタイリング方法をもう一度見直してみましょう。

①ブローに用いる道具の用意

・ブラシ
髪の毛をブローする際に、まずは使用しているブラシを見直しましょう。目の粗いブラシよりも、画像のようなきめ細かいブラシを使用することをおすすめします。細かい髪もきちんとキャッチしてくれます。

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・ドライヤー ドライヤーは市販で売っている通常のものでも構いませんが、潤いを残しながらブローできるものだと尚良いです。

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マイナスイオンの風で、乾かす+潤いを与えながらブローすることが出来ます。

・ブローローション まずは全体に保湿できるブローローションを使用します。トリートメントのミストタイプになっているものだと、手も汚れないので使いやすいです。

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髪の毛を保湿し、ドライヤーの熱から守ってくれます。

②ブローをする

表面だけきれいにしても、広がりを抑えることはできません。 まずは内側からしっかりブローしていきます。クリップなど使用し、表面の毛髪を留めて行うとやりやすいです。

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ブラシの上に毛束を乗せて、根元側から毛先側にとかしながら、毛束にドライヤーの風を当てます。その際にドアイヤーの風は必ず毛先側に向かうよう当ててください。
ドライヤーの扱いが難しいという方は上記の手順をストレートアイロンで行ってください。
同様に内側から始め、根元側から毛先側の方にアイロンをかけていきます。

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ドライヤーもアイロンも、乾かし過ぎないことが重要です。
髪の毛が乾燥してしまうと、湿気を吸って結局広がりやすくなります。静電気で表面の毛が逆立っていたり、パサパサした状態は乾かし過ぎですので注意しましょう。

③仕上げ

最後にトリートメントスプレーなどを塗布すると、乾燥を防ぐことが出来ます。

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髪のツヤ・潤いをキープします。香りも良くベトつきがありません。

【巻き髪ヘアー】

ボリュームがあるように見せる巻き髪も、広がり過ぎてしまうとぼさぼさに見えてしまいます。綺麗な巻き髪にするために大事なポイントをまとめてみました。

①全体を乾かす

ストレートヘアーのようにしっかりブローする必要はありませんが、ブローローションを付けて髪の広がりを抑えるように、粗めのブラシや手ぐしで全体を乾かしていきます。

内側もしっかりと、根元から毛先側にドライヤーを当てることを忘れないでください。

②道具を用意

巻髪を作る際には、アイロンやホットカーラーを使用します。

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③実際に巻髪を作る

細かく毛束を取り巻いていくと、それぞれの毛束がなじまない状態になり広がりやすくなります。
求めるスタイルにもよりますが、おおよそ10×10センチくらいの広さで毛束を取ると綺麗な巻き髪になりやすいです。

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広がりを抑えるには、あまり根元から巻かないのが基本です。
根元を巻き込んでしまうと髪の毛が立ち上がり、広がりやすくなります。最低でも10センチほど根元を空けるようにしてください。

アイロンやホットカーラーを巻く際には、下から巻くようにしてください。

https://news.merumo.ne.jp/article/genre/7310858
上側から巻くと、毛髪それぞれの位置が変わりウェーブが崩れます。その結果髪の毛同士が馴染まなくなり広がりやすくなります。 髪を下ろした状態からそのままの角度(床から垂直)で巻き込むことがポイントです。

熱を加える作業になりますので、仕上げにトリートメントスプレーなど使用するようにしてください。
どうしても短い毛などがぴょんぴょん出てくるような場合、コームにハードスプレーをかけて、その部分をコーミングしましょう。

https://kenjiinoue.net/qa/1678.html

【パーマヘアー】

パーマスタイルにも色々ありますが、ここではウェーブを綺麗に見せるスタイリングのポイントを紹介します。

①乾かし方

髪の毛を乾かす際に、ウェーブが伸びすぎてしまうほど熱を当てないように注意してください。
ブラシなど使用しながらドライヤーをかけると、せっかくのパーマが伸びてスタイルが崩れ、広がる原因にもなります。しっかり水分をタオルで取り、ブラッシングした後に遠目からドライヤーを当てるようにしてください。

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乾いている状態からスタイリングする際には、一度全体に水分を与え(トリートメントミストなどが良いです。)ます。

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パーマヘアーは水分を与えることで、ウェーブが戻ります。 ウェーブが伸びないよう、ブラッシングはゆっくりブラシを通しながら、ドライヤーを遠目(30センチ前後)から当ててください。

②仕上げ

最後にムースやワックスなどを軽くつけて、スタイルが乱れて広がったりしないように仕上げます。

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もみ込むだけで艶のあるスタイルに。広がりを抑えることも可能です。

【ショートヘアー】

ショートスタイルで広がってしまう場合はカットが原因の可能性もありますが、ひとまずスタイリングでカバーする方法をご紹介します。

①ブローの仕方

髪の毛が傷んだりパサついている場合には、他のスタイル同様にブローローションなどを付けて、根元から毛先にかけてブローしましょう。

広がりを抑えたい部分はドライヤーで熱を当て、その後手のひらやブラシで押さえて冷まします。

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前髪などの広がりを落ち着かせたいところにコームをさしておくと、収まりが良くなります。

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仕上がった状態をキープするためにも全体にワックスなどを塗布します。またワックスを手のひらに伸ばし、表面から押えるように塗布すると、より広がりを抑えます。

②仕上げ

広がりやすい方は、少し強力なワックスやハードスプレーでキープするようにしましょう。

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しっかりスタイルをキープし、シャンプーするときれいに落とすことが出来ます。コスパもよくおすすめです。

◇根本的な髪質改善を行う方法

髪の広がりを根本的に改善するためには、日々のケアをしっかり行うことが重要です。 普段行っているケアと比べ、自分のケア方法を見直しましょう。

【シャンプーを見直す】

毎日使用するシャンプーを見直してみましょう。 乾燥・傷みは髪の広がりにつながるため、それらを修復するシャンプーを使用するようにしましょう。潤いを与えつつ、汚れを除去できるものが理想的で、下記のアミノ酸系シャンプーがおすすめです。

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スキャルプケアシャンプー〈リッチ&ブルーミン〉
価格:2,600円(税抜)
植物由来の15種類のアミノ酸を含みます。自然由来の潤いで髪を広がりにくくします。

【トリートメントをしっかり行う】

毎日行うトリートメントは勿論、週に一度しっかりとトリートメントを行うと良いでしょう。広がりを抑えるには潤いや栄養(タンパク質)を髪に与え、キューティクルを修復することが基本です。
また、髪の毛が汚れている状態ではトリートメントの効果も半減します。しっかりときれいにシャンプーをした後、トリートメントをまんべんなく根元から毛先にかけて塗布します。毛束を取り、トリートメントを手のひらに伸ばし、もみ込むように塗布してください。

すぐに流すのではなく5分から10分放置します。可能であれば髪の毛をまとめて、蒸しタオルなどで温めてあげると更に効果的です。

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表面に残ってしまうトリートメントは汚れと同じです。その後しっかりすすいでください。

また、美容室などでトリートメント系の施術を受けることも良いかと思います。状態によっては、縮毛矯正などを実施したほうが良いこともあります。 一度美容師さんに相談してみるのも良いでしょう。

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美容室にかかる際には、髪質再生を得意とするサロンがおすすめです。

【ドライヤーのかけ方】

ドライヤーもかけ方によって、髪の広がりの原因となります。 上記にも述べましたが、乾かし過ぎはいけません。長時間ドライヤーを当てない工夫が必要です。

ドライヤー前にしっかりタオルドライをしてください。その際、擦るようにタオルドライすると傷みの原因になります。 マイクロファイバータオルを使うと、傷みを軽減できます。

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マイクロファイバータオル

通常のタオルよりもしっかり水分を取ってくれるので、ドライヤーの時間を短縮できます。髪の毛をたたく・押さえるように水分を取ります。

その後乾かしていくのですが、キューティクルの向きに逆らわないように根元から毛先側に温風を当てていきましょう。スタイリングではないので手や粗めのブラシを使用し、とかしながら乾かします。
ストレートヘアーの人はストレートになるように、パーマヘアーの人はパーマが伸びてしまわないように、上記のスタイリング方法を参考にドライヤーをかけましょう。

【アウトバストリートメント】

洗い流さないで塗布するだけのトリートメントも効果的です。乾燥状態を手っ取り早く修正してくれます。
内側から手のひらに付けたトリートメントを両手で押えるように塗布していってください。

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なるべく均等に塗布しましょう。

塗布し過ぎてしまうとぺったりとしたスタイルになりますので、つけすぎには注意しましょう。お出かけ前に塗布することでしっかり水分を髪の毛に吸収させるので、外出先で湿気を吸ってしまう事を予防できます。

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アルガンオイル配合で、柔らかくまとまりのあるスタイルに仕上げてくれます。

【その他】

傷んでいる髪の毛を修正するには、生活環境の改善も必須です。睡眠・食事・運動不足・血行不良・ストレスなど。生活習慣が原因で髪の毛が傷み、広がっている可能性もあります。この機会に日々の生活も見直してみましょう。

3.まとめ

髪の毛が広がって見えないように、色々な方法があります。 せっかくお洒落しても、髪の毛が変に広がっていては台無しですよね。 せっかくのお出かけも楽しめなくなります。 今回の記事を参考に、楽しくお洒落してお出かけできる機会が増えたら幸いです。

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