髪を乾かすのは非常に手間のかかるものです。
しかし、洗った後髪を乾かさないことで色んなデメリットもあります。
ここでは、頭皮・頭髪のためにいかに乾かすことが大事か。
そして、簡単で正しい乾かし方をお伝えします。
より健康で素敵な髪の毛を再現する方法を習得し、より明るい毎日を送りましょう。
1.髪の毛を乾かしたほうがいい理由
2.美容師が実践する!簡単な髪の毛の乾かし方
3.髪を乾かして理想のスタイリングにする方法
4.ドライヤーだけじゃない!?髪を早く乾かすオススメグッズ
5.まとめ
1.髪の毛を乾かしたほうがいい理由
髪の毛を乾かす理由は主に2つあります。
まず、頭皮に関してです。
頭皮を乾かさずそのままにすることで、蒸れて汚れなどがつきやすく清潔に保つことができなくなります。
頭皮が清潔でないと痒みや湿疹などの原因にもなります。
結果的に健康な髪の毛を育てる事自体が難しくなります。
髪の毛を乾かす=頭皮を乾かすという感覚を忘れずにおいてください。
そして2つ目は髪の毛の見た目に非常に影響します。
特にくせ毛・縮毛の方は要注意です。
乾かさず水分を含んだ毛髪が自然乾燥されると、くせや縮毛がひどく見えてしまいます。
くせや縮毛の無い人でも、艶感が全く違います。
良いきれいな毛髪に見せるためにも“髪を乾かす”という事は非常に大事と言えます。
2.美容師が実践する!簡単な髪の毛の乾かし方
この章では正しい乾かし方の流れ、注意点をしっかり確認しましょう。
意外に知らなかったこともあるはずです。
■前髪
前髪にはくせの多い人が多く、分け目を目立たなくし、前髪を割れないようにするためには根元をしっかり持ちあげながら前に向かって乾かします。
適度に前髪を引っ張りながら根元にドライヤーの風が当たるように乾かします。
■艶の出し方
毛髪にはうろこ状のキューティクルがあります。
キューティクルの目に逆らわないように根元から毛先に向かってドライヤーの風を当てます。
逆にするとキューティクルの目が開き、艶が出ずパサついて見えてしまいます。
http://tatsuhiko-takino.com/archives/311
■ボリュームの出し方 トップやフロントなどボリュームを出したい部分は毛先側よりもまず根元を乾かします。
根元を立ち上げた状態でしっかり根元にドライヤーを当てましょう。
(頭皮が熱くならないよう注意してくださいね。)
■ボリュームのおさえ方
バック、サイド等々、ボリュームを出したくない部分もあります。
その部分は根元を立ち上げないように、むしろ頭皮に沿うように根元を軽く引っ張りドライヤーを当てます。
■ボブやロングスタイルの場合
全体の根元をある程度乾かしたら、毛先をまとめて乾かしていきます。
そうすることで毛先のばらつきがなくなりまとまって見えます。
毛先はブラシでまとめるように乾かしてください。
https://allabout.co.jp/gm/gc/464929/
■つむじ
つむじは前髪同様割れやすいので根元を持ち上げながら立ち上がるように乾かします。
少しつむじ前の髪の毛も後ろに持って行くように乾かすとつむじのぱっくりした割れ目をぼかすことができます。
http://junkuwana.link/archives/hari/105/
■ドライヤーの熱
髪の毛はドライヤーの温度が高い方が立ち上がりを付けたり、ボリュームを落としたり、方向性を矯正したりしやすいです。
温風でボリューム感を出したり方向性を決めて、そのあと冷風を当てます。
そうすると温風でクセづいた毛髪を冷風が固定してくれます。
温風と冷風をうまく使い分けることでより目指すスタイルに近づけることができます。
3.髪を乾かして理想のスタイリングにする方法
この章では、男性と女性とスタイリングの方法をお伝えします。
スタイルにより異なる部分はありますが、参考にしていただき、理想のスタイルを実現しましょう。
◇メンズ
①まずは髪を洗うか、お湯で髪の毛を濡らし、寝グセなどをしっかり落とします。
②タオルドライで水分をふき取ります。頭皮の水分もしっかりふき取って下さい。 しっかりタオルドライすることでドライヤーでのスタイリングが非常に楽になります。
③タオルドライが終わったら、立ち上げたい部分の毛髪は根元をしっかり引っ張るように持ち上げて、その根元の部分にドライヤーの風を当てます。
温風で立ち上げ、冷風で固定するといった手順でやってみてください。
④例えばもみあげや襟足など立ち上がるとかっこ悪い部分もあります。
そこは毛先側を引っ張りフェイスラインや首筋にピッタリ沿うようにした状態でやはり根元部分にドライヤーを当てます。
https://allabout.co.jp/gm/gc/195103/
更におさえたい時には、おさえたい部分にしっかり温風を当てて、熱いうちに手のひらで上からおさえます。
冷めるまで数秒そのままにしてください。
冷めたら手のひらを外します。
⑤髪の毛に動きを出したい時は、髪の毛をぎゅっと握るような感じで乾かします。
温風を当てて、まだ暖かい状態で髪を握ります。まとめて握っても大丈夫です。
そして冷めるまで待ちます。
しっかり立ち上がり、しかもウェービーな毛流れを出すことができます。
⑥薄い部分をカバーする場合、毛流れに沿ってその部分の後ろにある毛髪を薄い部分に向けて方向づけるように乾かします。
◇レディース
女性の方も、ショートスタイルの場合は上記の男性の乾かし方を参考にしてください。
ここではロングスタイルのコツをお伝えします。
①タオルドライはしっかりと行ってください。
長時間ドライヤーを当てることは痛みの原因にもなりますので、毛量の多い方はマイクロファイバータオルなど非常に便利です。
https://www.maru01.net/diary-detail/73
②まずは根元を乾かします。メンズと同じ要領でおさえたいところはおさえましょう。
立ち上げる時には持ち上げるように根元を乾かします。
③内巻きにしたい時には後頭部から前に髪の毛を持ってくるように乾かします。
更に毛先を手ぐしで内巻きにするように乾かします。
④ウェーブや動きを出したい時には、ねじったり、握ったりしながら乾かします。
しっかり温風を当てて、冷まします。
⑤艶を出す、ウェーブを伸ばす場合などきれいにストレートに乾かす場合はブラシを使用しましょう。
ブラシに毛髪を乗せて、その上を根元から毛先側にドライヤーを当てながら移動していきます。
くせがひどい方、艶をしっかり出したい時はじっくり時間をかけてやってみてください。
4.ドライヤーだけじゃない!?髪を早く乾かすオススメグッズ
ここでは、時短したい人、ドライヤーが面倒な人向けの髪を早く乾かすグッズを紹介します。
“早く知っていればよかった”と思うものもあるはず。
上手く活用してみてください。
・ドライキャップ
http://urx3.nu/JGTf
ただかぶるだけで髪の毛の水分を吸収してくれる便利グッズです。
可愛いデザインの商品も多く洗髪後にとても便利です。
・マイクロファイバータオル
http://hiro-corpo.net/users/detail.asp?pn=000000027399
水分の吸収力が高く、毛量の多いかた、ロングの方には非常に便利です。
普通にタオルドライする感覚で使用してください。
これに慣れてしまうと普通のタオルが使えなくなるくらいの優れものです。
・ブロウスプレー
http://urx3.nu/JH0E
様々な商品があり、美容室やドラッグストアで手に入れることができます。
髪の毛に艶を出し、ドライヤーの熱から毛髪を守ってくれます。
くせ毛用、縮毛用などもあり、ブローやスタイリングしやすくなります。
・髪の速乾スプレー
髪が早く乾くスプレー ヘアリエ
出典元:@cosme
https://www.kaminomoto.co.jp/hairie/lineup/quick_blow.html
髪を早く乾かすスプレーです。乾かす前に髪全体に吹きかけて良くブラシなどでなじませます。
水分が蒸発するのを助けてくれますので早く髪が乾きます。
トリートメント成分も配合で水分だけを蒸発させてトリートメントを髪の表面に残すので、髪の質感向上にも効果的です。
・ドライブラシ
https://smartlog.jp/141086
こちらもいろいろな商品があり、家電量販店などで購入できます。
温風がブラシの根元から出てきて、非常いブローしやすいです。
普通のブラシとドライヤーではうまくできない・・・という方にはお奨めです。
・自動髪の毛乾かし機
https://kakakumag.com/seikatsu-kaden/?id=10806
ただ風に当たっているだけで髪の毛が乾いてしまうこんなものもあります。
面倒がり屋さんには良いかもしれません。
中には扇風機をうまく活用している人もいるようです。
5.まとめ
髪を乾かすことはどんな人にとっても必要な事です。
綺麗で健康的な毛髪を維持するのにとても大事な事です。
そして目指すスタイルによって乾かし方はそれぞれです。
自分のヘアスタイルをより理想に近いものに仕上げる参考にしていただければと思います。
ヘアスタイルが決まると一日過ごす気分も晴れやかになるもの。
是非、今よりハッピーな毎日をお送りください。
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