せっかく購入したウィッグも汚れたり、汗でベトベトしたり…となると不自然になったり、使いづらくなったりします。
清潔にふんわり軽いウィッグに蘇らせる方法を画像付きで説明します。
また、ウィッグ専用のシャンプー剤やリンスなど多くありますが、どれも洗浄成分の強いものが多く、使用すると傷んでしまうケースも多いです。
意外に知らなかったウィッグの洗い方や汚れ・におい予防の方法を裏技含めて紹介します。
汚れも匂いもスッキリして、ウィッグと一緒に軽やかにお出かけしましょう。
1.画像でわかるウィッグの正しい洗い方5ステップ
1-1.用意するもの
1-2.ウィッグの洗浄方法
1-3.ウィッグの乾かし方
2.ウィッグに適したシャンプー紹介
3.ウィッグを汚れやにおいから守る方法3つ
4.まとめ
1.画像でわかるウィッグの正しい洗い方5ステップ
ここではウィッグの正しい洗い方を紹介します。
順を追って実施していただければ簡単にウィッグを洗う事ができます。
1-1.用意するもの
まず、ウィッグを洗う前に準備するものを確認しましょう。
決して特別なものは必要ありません。
身近にあるもので大丈夫です。
ウィッグを洗うのに適しているシャンプーなどは2章でご説明します。
・市販のシャンプー
ウィッグ専用のシャンプーは洗浄力が非常に強いものが多く、できれば自毛用のシャンプーをご利用ください。充分に汚れや匂いを取り除くことができます。
・ブラシ
なるべく目の粗いブラシがおすすめです。
https://item.rakuten.co.jp/increasehair/inc-b001/
画像のようなスケルトンブラシなどが適しています。
・ウィッグが浸かるくらいの桶
洗面器や、洗面所のボウルに栓をして実施することも可能です。
・大き目のタオル ウィッグを包み込むことのできるバスタオルくらいの大きさがあると良いです。
また、水分をしっかり吸収してくれるマイクロファイバータオルなどお薦めです。
https://www.hiraki.co.jp/ec/pro/disp/1/51356
1-2.ウィッグの洗浄方法
❶ まずはウィッグ全体をブラッシングします。
絡みや縺れのあるまま水分を含むと更に絡み、縺れがひどくなることがあります。
また、ブラッシングすることで整髪料などを毛髪から浮かせ洗った際に取りのぞきやすくなります。
❷ 桶に水ぬるま湯を張りシャンプー剤を溶かします。
ショートは500円玉大、ロングは500円玉大×2個分くらいが適当でしょう。
ウィッグを入れてブラシを入れます。毛先から中間、根元の順にとかしていきます。
*注意
・耐熱温度の低い毛髪を使用しているウィッグは水で行ってください。
・あまり高温のお湯だとカールなど撮れてしまう場合があるので注意してください。
❸ お湯を取り換えて、やさしくすすぎます。
頭頂部から髪の毛の流れに沿ってすすぎます。
❹ リンスやトリートメントを溶かしたぬるま湯に2~3分浸け置きします。
リンスは500円玉大、トリートメントはマスカット大で良いでしょう。
洗う時と同様ブラシを軽く入れて行きます。
*柔軟剤など使用してもサラサラに仕上がります。
❺ リンス・トリートメント・柔軟剤が残らないようにすすぎます。
1-3.ウィッグの乾かし方
① 桶から取り出したウィッグはタオルで水気を十分に吸いとります。
あまりごしごし拭いてしまうとウィッグの毛髪が傷んでしまう原因になりますので、たたくように水分を取って下さい。
② ウィッグを乾かす際にまず毛質を確認します。
【人毛100%の場合】
ドライヤーで水分をしっかりとりながら、自分の髪のようにブラシやアイロンなど使用してスタイリングします。
このようなウィッグスタンドを使用するとスタイリングしやすいです。
そこ面が吸盤状になっており、引っ張っても大丈夫です。
ウィッグを待ち針などで刺して固定します。
≪ウィッグスタンド~¥3,000前後≫
勿論、ウィッグを装着して自毛のようにスタイリングするのもOKです。
いずれの場合も、ウィッグの内側をしっかり乾燥させてから実施してください。
外側を乾かしても内側が濡れているといったケースもあります。
【耐熱毛ミックス・耐熱毛100%の場合】
ウィッグを振り、水分をしっかりとってブラシでスタイルを整えます。自然乾燥でスタイルがある程度元通りになります。
人毛のウィッグ同様、ドライヤーやアイロン等でスタイリングも可能です。
このようなウィッグハンガーにかけて自然乾燥させると、内側にも風・空気が通って乾きやすいです。
≪ウィッグハンガー≫ ¥1,000前後
【熱に弱い人工毛が使用されている場合】
この場合、ドライヤーの使用は不可です。
水分をしっかりとって、先ほど紹介したウィッグハンガーなどにかけて自然乾燥させてください。
もしくは、ドライヤーの冷風で乾かします。
★ウィッグを乾かす際の裏技
ウィッグを洗った後大きめのタオルでしっかりくるみ、できれば洗濯用のネットに入れて、洗濯機で脱水を1分前後実施します。
そうするとしっかり水分が取れて、その後の自然乾燥・スタイリングも非常にやりやすく、早く乾きます。
2.ウィッグに適したシャンプー紹介
ウィッグを洗うには基本的にはどのようなシャンプーでもいいのですが、適したものがあります。
いくつか紹介させて頂きます。
(人毛を使用していない場合、通常の「洗剤」で洗うのも大丈夫です。)
https://www.unilever.co.jp/brands/our-brands/timotei.html
・ティモテ ピュアクレンジングシャンプー ポンプ 500g 598円(税込)
サラサラしたスムーズな櫛どおりを実現したい人におすすめの、ティモテのピュアクレンジングシャンプー。シャンプー中の泡はきめ細やかな上、洗い上がりもなめらかです。
シリコンが入っているシャンプーだと、ウィッグのべとつきが取れないどころか、ひどくなってしまうことがあります。必ずノンシリコンのシャンプーを使用してください。
http://suncall-net.co.jp/info_more.html?id=10
・サンコールミントベルシャンプー ¥1,575
天然メントール配合で爽快感のあるシャンプー。
さらっとした軽い仕上がりでリフレッシュできます。
リンスインでスッキリ仕上がるのに、毛髪はサラサラ。
匂いなどの予防にも最適です。
思わず自毛にも使用したくなる洗い上がりです。
https://togetter.com/li/970287
・エマール ¥300前後
化繊のみを使用したウィッグだと、むしろお洒落着用の洗剤で洗うのも一つです。
人毛が入っていない場合、繊維を洗うのと同じです。
洗い方は同様です。
汚れも落ち、匂いも取り除けます。
リンスの替わりに柔軟剤を使用する良いでしょう。
3.ウィッグを汚れやにおいから守る方法3つ
せっかく洗ったウィッグも、すぐに匂いやほこりがついたりするとがっかりするものです。
洗った後の保管方法やケアの仕方も確認しましょう。
▼においだけが気になるときはデオランドスプレーをしよう。
https://cocoon-soap-shop.com/?pid=91288199
・タバコなど臭いを強力ケア!消臭デオドラントミスト「リフレッシャーミスト」
1,800円 (税込 1,944 円)
自毛用の毛髪用デオドラントスプレーはたくさんあります。
そういったもので普段からケアーしておくと匂い予防には効果的です。
特に、仕事上食べ物やたばこのにおいに接することが多い方はお奨めです。
▼保管時は専用ボックスに入れて汚れや湿気からウィッグを守ろう。
ウィッグケース大 ¥6,000前後
ウィッグを小さな箱に押し込んでおくと型やスタイルがくずれてしまいます。 ウィッグを入れてもウィッグの毛髪に箱の内部が当たらないくらいの箱に入れて保管するのがベストです。
http://sakamoto-lime.com/new/archives/product/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%B2%E3%83%AB
中に湿気予防のシリカゲルなど入れておくと湿気は勿論、カビなどからウィッグを守ってくれます。
ウィッグを乾かす方法でご紹介したウィッグスタンドやウィッグハンガーなどで保管するのも一つです。
その際は埃などから守るように、ガーゼやハンカチをかけておくとよいでしょう。
▼その都度洗うのが大変な場合の便利グッズ
① 消臭剤などを使用する。
https://www.myrepi.com/brands/febreze
消臭剤などを主にウィッグの裏面に使用し、清潔な状態を保つ方法もあります。
ウィッグの裏側は洋服などと同じ繊維です。
② 洗浄用アルコールの使用
https://www.fumakilla.co.jp/new/641/
感染予防の洗浄用アルコールなどもうまく使用すると効果的です。 雑菌の除去などもでき、ウィッグを清潔に保てます。
4.まとめ
ウィッグは清潔に使用したいもの。
でも、間違った洗い方をしたり、洗いすぎると傷んでしまう原因にもなります。
今回の記事で正しい洗い方を覚えてください。
そして、洗う以外の汚れや匂いの予防策をうまく活用してください。
(ウィッグは毎日使用したとしても出来れば多くても1週間に一度くらいで洗うのが耐久性を考えるとベストです。)
ウィッグを常に清潔に保ち、気持ち良いウィッグライフを送りましょう。
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