【画像・動画つき】簡単で自然なウィッグのかぶり方教えます(フルウィッグ編)

【画像・動画つき】簡単で自然なウィッグのかぶり方教えます(フルウィッグ編)

ちょっとしたお出かけに。
同窓会、結婚式に。
大事なイベントに・・・。

色んな場面で役立つウィッグ。
でもかぶり方次第ではかえって悲惨な目に・・・。
頭が大きく見えたり、自毛がはみ出したり。
色んな意味で不自然に見えてしまいます。

この記事ではウィッグの専門家が簡単で自然に美しく見えるかぶり方をご紹介します。
購入したウィッグをより素敵につけて、元気にお出かけしましょう!

1.ウィッグの簡単なかぶり方
2.ウィッグのプロが教える、超自然にかぶるコツ
3.かぶった後の一手間でより自然に見せる方法
4.まとめ

1.ウィッグの簡単なかぶり方

まずは必要なものを準備しましょう。
■ウィッグネット
ウィッグをかぶる前に自毛をまとめるネットです。
かぶるウィッグと自毛の色や長さが違う場合に使用します。(ウィッグの端から自毛が出てこないように。)
数百円でネットでも購入できますが、ウィッグを扱っているショップなどでは必ず扱っています。
もしお持ちでないようでしたら、ご準備ください。

*自毛がウィッグと同じ毛長さ、毛色の場合自毛をあえてウィッグの下から出して、一緒いなじませてかぶる方法もあります。
また、抗がん剤の副作用、脱毛症などで自毛が残っていない場合は、ウィッグネットを使用する必要はありません。
ウィッグに直接汗や皮脂が着くのが嫌だ…という場合にはご使用ください。

■コーム・ブラシ ウィッグをかぶった後にスタイルを整えます。
自毛をスタイリングする際に使用しているもので大丈夫です。

▼ウィッグネットのかぶり方

➊かつら専用ネットで自分の髪をまとめます。
ゴムの太い方を下にしてかぶり、首まで通します。
額から指4本くらいの位置で合わせます。

❷ネットを後方に引っ張ります。
引っ張り過ぎてフロントがずれないようにしましょう。
筒状にネットを毛先まで伸ばし、出ている髪をネットの中に全て入れます。

❸髪を包むようにネットを折りたたみます。
ネットから耳を出します。

▼フィッティング

➊ウィッグのもみあげ部分を持ち、左右のバランスを見ます。

❷ウィッグのフロント部分をおでこに当て、そのままニット帽をかぶるようにウィッグをかぶります。

❸襟足の部分をひっぱり、頭にフィットするように合わせます。
この時、ウィッグのサイズが大きい場合、一度外してアジャスターを調整してください。

*アジャスターとは、ウィッグのネープ部分にあるサイズ調整できる機能です。
ついているウィッグとついていないウィッグがあります。
フックを内側に移動するとサイスがきつくなり、外側だとゆるくなります。
フック状(上の写真)になっているものと、ただ引っ張るだけのもの(写真下)と2種類あります。
ゴム状のものは引っ張るときつくなり、戻すとゆるくなります。
自分のアジャスターを確認してみましょう。

・フック状のアジャスター

・ゴム状のアジャスター

▼位置の調整

フィッティングのあと、微妙な位置の調整をしてください。
特に、フロント部分。
前過ぎてもおかしいですし、後ろ過ぎてもダメ。
実際の生え際より数ミリ後ろにつけるイメージがベストです。


正しい位置。生え際より数ミリ後ろに装着。


前につけすぎると重く、不自然に見えます。


後ろ過ぎてもウィッグネットが見えてしまったり、額の広すぎる人に見えてしまいます。

2.ウィッグのプロが教える、超自然にかぶるコツ

それでは動画で実際にかぶる流れを確認しましょう。

https://youtu.be/JwbMo-TWT5k
とても丁寧に説明してくれている動画です。
是非参考にしてみてください。

◇下地ネットの付け方。
1、伸ばして装着したほうが締め付け感がゆるく快適。
2、縫い目などは外側にしたほうが余計な痛みがない。
3、まとめた髪を均等に収める。(厚みを出さないため。)
4、アメピンで固定する。
5、おでこを出すスタイルの場合は生え際より上にフチが来るように。

◇ウィッグの付け方
1、前側を両手で持ち、左右均等になるようにかぶる。
2、下地のネットが全て隠れるように後ろを引っ張りながらかぶる。
3、アジャスターで締め付け感やサイズ調整をする。

◇アメピンの使用方法
下地ネットやウィッグ自体に使用することで安定感を増す。

*前髪や分け目の立ち上げ方などはウィッグの種類によって異なることがあります。

3.かぶった後の一手間でより自然に見せる方法

さあ、ウィッグの装着完了です。
勿論、そのままでOK!というのが理想ですが、もう一手間加えることによってより自然におしゃれに見えます。是非参考にしてみてください。

①束感を出して立体感を

ウィッグはただブラシでなでつけるだけではのっぺりと重く見え不自然になります。
あえて毛の束を作り立体感を出していきます。
ウィッグの毛質種類にもよりますが、ワックスやムースなどの整髪料を使用できるものでしたら、自毛と同じ感覚でスタイリングできます。

②エアリーに、そして空気感を。

参考URL https://confetti-style.com/wig-hairstyle

なるべくふんわり仕上げる。これもウィッグを自然に見せるポイントです。
少し手ぐしで毛髪の根元から上に立ち上げるようにします。
少しボリューム出すぎ・・・というくらいまで持ち上げてから少しずつボリュームダウンしていく感じです。
ちょうどよいところで軽くスプレーを。
あまりハードなものでなく、ソフトタイプのスプレーを使用すると、エアリーな感じが維持でき、さらに手ぐしを入れることも可能。
上手く使いこなしてみてください。

③カチューシャなどの使用。

参考URL https://aquadollwig.jp/
トップ部分に自毛に使用するのと同じ様にカチューシャを使用するのも一つのテクニック。
とても可愛く見えるのは勿論、ウィッグを固定(安定)させる効果もあり、一石二鳥です。
お出かけの場面に合わせ色んなカチューシャを使って、同じウィッグで色んな表情を演出してみてはいかがでしょうか?

④前髪をアレンジ。

参考URL https://www.prisila.jp/fs/prisila/c/howtowig

前髪をなじませる。これはウィッグにとって非常に大事なポイントです。
前髪の隙間から、下地のネットが見え隠れ、なんてことになったらまずいですよね。
しっかりフロントラインを隠せるように前髪はしっかりスタイリング。

応用編としては、下地のネットからあえて自分の前髪を出して、ウィッグの前髪と一緒に馴染ませスタイリングすることも。

それができれば前髪を上げることだってできちゃいます。

上等テクニックですが、是非一度試してみてください。

4.まとめ

ウィッグの付け方を一通り見てきましたが、ウィッグを手早く自然に心地よく装着するにはやはり慣れが必要です。
何度か練習し、自分なりのコツをつかんでみてください。

ウィッグの種類、自毛の状態、ウィッグのサイズ、色んな要素でコツや方法が変わってくるのも事実です。
付けていて心地いい状態やずれてしまいそうで不安な状態。
同じウィッグでも付ける人によって感じ方が違います。
頭の大きさや形は人それぞれ。

どんな種類のどんなサイズのウィッグが自分にとってつけやすいのか、つけていて心地いいのか。 もしショップで購入される場合には店員さんに相談してみると良いかもしれませんね。

いまでは美容室でも質の良いウィッグを扱っているところが増えています。
大事なイベントの際には、美溶室でウィッグも含めたスタイリングをお願いするのも良いかもしれませんよ!

 

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