オーダーメイドウィッグはやっぱり自然に仕上がります。
帽子に頼らず色んな場面・場所で使用できます。
お仕事もプライベートも今よりポジティブに活動できるようになるでしょう。
「何度もウィッグで失敗した経験がある」
「ウィッグに興味はあるが中々手を出せていない」
このような不安を抱えている人は多いのではないでしょうか?
そんなオーダーメイドウィッグを間違いなく手に入れるために、オーダーメイドで失敗しないコツや、既製品との違い、おすすめのショップ、どんな人に向いているか…などをお伝えします。
1.オーダーメイドウィッグとは
1-1.既製品との違いを比較
1-2.オーダーメイドウィッグのメリットとおすすめな人
2.低価格で高品質のウィッグが作れるサイト3選
3.失敗体験から学ぶ事前の対策
4.まとめ
1.オーダーメイドウィッグとは
オーダーメイドウィッグは、自分に合った形・毛質で作るオリジナルのウィッグの事をさします。
頭の形、毛の色・質・長さ・量をすべてを一から作成していきますので、世界に一つだけのあなたのウィッグになります。
1-1.既製品との違いを比較
まず、こちらではオーダーメイドウィッグと既製品のウィッグの違いを明確にします。
オーダーメイド | 既製品 | |
特徴 | 自分の頭の形を計り、希望の毛色、毛質、毛長さを反映できます。 大きさや形、色を混ぜたり自毛のサンプルに合わせての作成や、部位によって毛量を変えることもできます。 また白髪の色味、混じり具合を再現したり、ヘナやマニュキアで明るい色の混じっている状況も再現可能。 植毛方法なども指示できます。 また、ベース素材により通気性、耐久性、自然観、軽さなどどれを優先して作成するか、なども選択可能です。 |
すでに作成済みの、現存する商品です。 希望の大きさや形、色や毛長さに近いものを選んで使用します。 メーカーやショップによっては種類が豊富にそろっているところもあれば、あまり種類の無いところもあります。 |
料金 | 10万~30万前後 大手メーカーだと60万前後 |
数千円~10万程度 大手メーカーだと20万~30万 |
納期 | 1ヶ月~2ヶ月 | 即日~数週間 |
フィット感 | あなたの頭の形に合わせて作るので、フィット感は抜群です。 | すでに決まっているサイズ、形なので多少ゆるい、きついなどの違和感がある場合が多いです。 |
自然感 | 希望通りに作成できるので、高いでしょう。 | 自分の希望に近いものがあれば高いと言えますが、ない場合は低いでしょう。 |
毛質 | 様々な毛質から選べます。メーカーにもよりますが、3~5種類より選ぶことができます。 | すでに決まっている毛質で仕上がっているために、選択肢は非常に少ないです。 |
毛色 | 自分の希望通りの色を選べます。 | 希望に近い色のものを選びます。 |
毛長さ | 希望通りの毛長さにできます。 | あまり長い物(20センチ以上)のものは少ないでしょう。 |
ベース素材 | 色んなベース素材の中から良いものを選べます。 | 数種類の中から選ばざるを得ません。 |
オーダーメイドは希望通りに一から作成できるので、非常に自分の理想に近いウィッグと言えます。
特に頭の形・大きさは人それぞれですので、自分に合ったウィッグのほうが安心感があるかと思います。
また希望の色や長さも自由自在ですが、メーカーやショップによっては、選べる選択肢の非常に少ないところもあるので注意しましょう。
~オーダーメイドウィッグの仕上がるまでの流れ~
①まずはお客様の要望を徹底的にヒアリング・カウンセリング
商品についての説明や料金の相談、ご試着などを行います。
②色を選ぶ
色を選びます。
自毛をサンプルとして作成することも可能です。
③型を取る
頭の形を採寸します。大きさやデザインなども確認します。
④作成
工場で作成します。
指示に沿って一から作成するので1か月~2か月かかります。
⑤納品
出来上がったウィッグをお客様の希望に合わせて調整します。
カットやスタイリングは勿論、パーマなどもできます。
ここで上手く調整してもらわないと失敗につながることもあります。
⑥アフターメンテナンス・更なる微調整
使用しながら気になる点を調整します。
必要に応じメンテナンスを行います。
1-2.オーダーメイドウィッグのメリットとおすすめな人
1-1で紹介した様に、オーダーメイドウィッグのメリットとしては以下の様なものがあります。
・理想の大きさ・デザイン・カラー・ウェーブを作る事ができる
・自分の地毛に近い毛髪を使用するので、自然な仕上がりを手に入れることができる
そんな、なりたい自分・理想のヘアスタイルを作れるのが『オーダーメイドウィッグ』です。
今やお洒落になるためのアイテムとして定着したウィッグですが、色んな事情でばれてしまうと困る状況の方もいるはずです。
ここでは、オーダーメイドウィッグでの作成をオススメしたい方の例をご紹介していきます。
そんな方にはオーダーメイドウィッグは最適、というよりオーダーメイドウィッグでないとなかなか難しいかと思います。
≪ケース1 外出が多く、人前に出る機会の多い方≫
「ウィッグを被っている」とはいえ、他人から自分がどう見られているのか、常に気になっていませんか?
既製品の中から自分の地毛に馴染むウィッグを探すだけでも大変だと思います。
オーダーメイドでウィッグを作ると、髪の色や質感、癖などもあなたに合わせた物を作るので、周りの目も気にならないくらい自然な仕上がりが期待できますよ。
≪ケース2 円形脱毛症や、抗がん剤などの治療での副作用で脱毛してしまった人≫
お洒落を楽しむために…というよりも、自分の今までのイメージを変えたくない、という場合にはオーダーメイドが一番です。
自分の髪の毛をサンプルにして作成したり、以前のお写真を参考にしながらの作成も可能です。
自分の髪の毛で作成も可能だったりします。
≪ケース3 生まれつきの無毛症の方やお子さんなど≫
無毛症でお悩みの方も、ケース2と同様お洒落に見せるというよりもとにかく自然にとお考えの方が多いと思います。
特にお子さんなどは学校生活やその中でのお友達と接するにあたり、やはり自然でないと色んな問題が生じます。
体育や運動会などを考えて機能性にもこだわる必要があります。
色んな場面を想定し、オーダーすることをおすすめいたします。
≪ケース4 部分ウィッグをお考えの方≫
部分ウィッグをお考えの方は絶対にオーダーメイドが良いです。
というのは、自毛と違う毛色・毛質のものが乗っかってしまうと別物が乗っている状態になり非常に不自然です。
オーダーメイドで作る事によってどこからがウィッグでどれが自毛が分からないくらいに馴染むものを作成できます。
実際になかなか既製品でそこまでのウィッグを探すのは大変です。
2.低価格で高品質のウィッグが作れるサイト3選
通常だと60万~80万かかってしまうオーダーメイドウィッグですが、近頃は低価格で自然なオーダーメイドウィッグを手に入れる事が出来ます。
10万20万円前後で作れるオーダーメイドウィッグを提供しているサイトを3つご紹介します。
≪ナチュレ-ヌ≫
http://natureine.com/
低価格で高品質の商品を提供してくれるメーカーです。
特に女性のために…というのをキーワードに、あらゆる面でこだわりを持って対応してくれます。
≪フローレン銀座≫
http://floren-ginza.jp/information/
レディースは勿論、メンズも大手に負けないクオリティーの商品を適正価格で販売しています。
豊富な提携工場により、あらゆる面で選択肢が豊富ですので、理想に近い商品を作成できます。
医療用ウィッグや、自毛を使ったウィッグの作成には定評があります。
気に入っていただけるまで料金はいただきません、というのをモットーにしているようです。
≪ワンステップ≫
医療用ウィッグのオーダーメイドで全国に支店を持つメーカーです。
オーガニックコットンという皮膚に優しい素材を使用した医療用ウィッグで有名です。
3.失敗体験から学ぶ事前の対策
オーダーメイドウィッグでも人の手によって仕様内容を決め、作成するものですので失敗はあります。
ここにあげる失敗例を踏まえて、同じ様に失敗しないためのアドバイスを紹介します。
<ケース1>期待していたよりも地毛に馴染んでいなかった
前髪が地毛と馴染まないので、カツラを被ってるのがバレバレでどう工夫しても不自然。 (引用抜粋:発言小町)
実はこのようなケースは少なくありません。頭の型を取るのも、実際のサイズを決めるのも対応するスタッフ、人間です。
その経験やセンスにより出来上がるウィッグは大きく変わってきます。
かといって経験豊富な人を見極めるのは大変です。
もし、上記のようなケースになった場合、どのような補償を受けられるのか確認しオーダーしたほうが良いです。
例えば、1年間はメンテナンスや修理を保証する
・気に入らない場合は再作成も可能
・半年間は不満点を改善する際に料金は不要・・・等々。
安心できる保証体制の整っているところで購入するようにしましょう。
〈ケース2〉せっかく作ったのに色が合わなかった。(F社)
オーダーウィッグは既製品と違い出来上がってくるまで1~2ヶ月時間がかかります。
待っている間にヘアカラーをして色をかえてしまったんですね。
このような場合、ご自身で染めたり他のサロンに行く前にオーダーをしたサロンに相談をして対応を任せした方が良いでしょう。
〈ケース3〉高い料金で次々と新しい商品を勧められた。
そこで、育毛コース3年、中々結果がでないまま、彼女をゲットしたい一心で、増毛と言う物に。そして、時間は瞬く間に過ぎ30歳を迎える時には、大きなカツラのお世話になっていました。
彼女を作るどころか、ローンを支払う日々です。
残念ながら、こういった声が多いのも現実です。
営業ノルマがあるメーカーもあり、アフターケアというよりも販売に力を入れるというケースも少なくないようです。
また、その商品が適正な価格なのかどうか、それも1社だけでは判断は難しいものです。
是非、できるだけ情報収集してから上記のようなことにならないよう気を付けてください。
〈ケース4〉すぐに壊れてしまった。
いくつかのかつらを検討しましたが、買ったのは70万円ほどのものでした。
高い買い物でしたが、自分の頭や髪に合わせて作ってもらったこともあり、その時は満足でした。
しかし、いざ使い始めてみると3か月くらいでなんだかかつらの髪質がごわごわし始めてしまったんです。 説明を受けたとおりにメンテナンスをしていたつもりだったのですが、やはり蒸れたり風邪やほこりなどでダメージを受けてしまうようでした。
耐久性も非常に大事です。特に上記のように高額で購入したウィッグが3か月でゴワゴワしてきたら悲しいですよね。
購入する商品の耐久性は勿論、日々のメンテナンス方法も気を付けましょう。
ウィッグは専用のクリーナーやリンスで洗う様に奨めるメーカーが多いですが、自毛用のシャンプーやトリートメントが一番なんです。
ウィッグ用のものは洗浄力の強いものが多く、ウィッグに負担をかけてしまいます。
今、自毛用のシャンプーなどは各社が競争し非常に良いものが多いです。トリートメントもそうです。
競争の少ないウィッグ用のシャンプーなどより断然優しい物が多いです。
しかも、洗う頻度もなるべく少ない方が良いです。
洋服などと同じで洗うときれいにはなりますが、負担をかける行為でもあります。
毎日使用しても1~2週間に一度洗えば大丈夫。
こういった確認も非常に大事ですね。
〈ケース5〉修理に高額な料金が必要、もしくは修理不可と言われた。
でも修理できても20万かかる。しかもできないかもしれないから新しいのを購入するようにいわれました。
このケースも頻発しているようです。
修理ができない、または高額だと言われた場合は、他社のウィッグを修理してくれるところがたくさんあります。
そういったところにまずは相談してみると良いでしょう。
案外低額できれいに修理できることもあるようです。
オーダーメイドは決して安い買い物ではないので、こういった失敗ケースは絶対に避けたいですよね。その為、完成した後も丁寧に修正対応をしてくれるようなアフターフォローサービスが大切になってきます。
例えば、目次2で紹介したフローレンであれば、作った後も納得いくまで作りこんでくれるので、そういったメーカーにお願いすると良いですよ。
失敗してからでは遅い。失敗した場合の対応の仕方を確認することが大事ですね。
4.まとめ
オーダーメイドは失敗さえなければ世界にひとつのあなただけのウィッグになります。
そのためには今回の記事をしっかり確認してメーカーやショップを選んでください。
また、お手間かも知れませんが、何件かメーカーやショップを回ってみて対応の仕方や、実際の商品を見比べて見るとよいかも知れません。
それ以外の違いなども見えてくるかも知れませんよ。
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