気になるフケの悩みを解決!髪のプロが教えるとっておきのフケ対策とは?

気になるフケの悩みを解決!髪のプロが教えるとっておきのフケ対策とは?

髪の毛に白いフケが多数浮いて見えていたり、ダーク系の服で、特に肩や襟の部分にフケがついているとだらしなくとても不潔な印象を与えてしまいますね。
フケが出ない人なんて誰もいませんが、多くの人は不潔な印象にならないようマメに洗髪をしているのではと思います。
もちろん数日間洗髪をしていなかったりすれば、フケが出てこない人はいません。
しかし、洗っても洗ってもフケが止まらないという状況になったらそれは異常かもしれません。
今回は、そのような「異常なフケ」に出くわした場合にお役に立てる情報をまとめましたので、参考にしていただけたら幸いです。

1.フケがでてしまう原因とフケの種類を知ろう
 1-1.フケが出てしまう原因4つ
 1-2.見分けが大事!確認すべきフケの種類
 1-3.自分のフケの状態を知ろう
2.今日からできる簡単フケ対策を教えます
3.まとめ

1.フケがでてしまう原因とフケの種類を知ろう

1-1.フケが出てしまう原因4つ

フケとは古い角質の剥がれによるもので、誰にでも自然に発生しています。
身体の皮膚は常に新陳代謝を繰り返しており、新しい細胞が生まれ徐々に押し出されるように角質化し古くなったものから自然に脱落していきます。
そして、この一連の流れを「ケラチニゼーション」と呼びます。
また、この周期は通常28日間で行われており、毎日脱落して垢やフケとなっています。
しかし、入浴や洗髪によって洗い流されており大きく目立つことはありません。

フケの原因を大まかにまとめました。

原因① 洗髪できない状況が続いた
病気などで洗髪ができない状況が続いたなどの経験則でご存知かとは思いますが念のため。

原因② ケラチニゼーションの異常
28日周期で繰り返している代謝が、何らかの原因で極端に短くなり発生する。
難病の一つ「尋常性乾癬」なども含まれる。
・尋常性乾癬について
https://www.mondo21.net/kansen/jinsho/index.html
・頭皮の乾癬について
https://www.mondo21.net/kansen/tohi/index.html

原因③ 炎症フケ(接触性皮膚炎)・脂漏性湿疹(脂漏性皮膚炎)
肌に合わないケア剤などの外的要因により発生する。比較的原因がはっきりしていて、その原因が無くなれば正常な状態に戻ります。
マラセチア菌(癜風菌)の感染でも起こることがあり、菌の繁殖から出る分解物で炎症を起こすことがあります。
また、「原因その2」の頭皮の乾癬や脂漏性湿疹でも起こりますので、皮膚科に受診されると安心です。
・頭皮の乾癬について
https://www.mondo21.net/kansen/tohi/index.html

原因④ 男性型脱毛の進行によるもの(女性における男性型脱毛も含む)
男性ホルモンが5αリダクターゼなどの影響で5αDHTに変化することで薄毛になっていきますが、その5αDHTが皮脂腺を刺激することで通常より脂が多く分泌されるようになります。
また、その影響で脂っぽい頭皮になり,この状態でマラセチア菌に感染すると炎症を伴うことがあります。
※5αリダクターゼとは、男性ホルモンであるDHTを髪の成長を阻害する5αDHTという物質に変えてしまう酵素です。この5αリダクターゼが毛根部の髪を作る細胞部にできやすい体質かどうかで薄毛が関係します。

http://xn--5-5eutbld5wrep270aw04a.net/

1-2.見分けが大事!確認すべきフケの種類

ここではフケの種類を紹介します。それぞれのフケがどんな特徴があるのかを説明しますので、確認しましょう。

・パラパラした感じの乾いたフケ

一般的なもので、洗髪やブラッシング時に洗い流されたり、気づかないうちに自然に脱落してしまうので、それほど意識することが無いと思います。


・脂っぽいフケ

男性ホルモンの影響で脂の分泌が多くなると、湿った感じのフケが出てくるようになります。
これは皮脂腺が刺激されることによるもので、男性型脱毛の進行にも関係していることが多く注意が必要です。
女性でも卵巣で男性ホルモンが作られています。
ストレスや更年期などでホルモンバランスが崩れると原因4と同様な仕組みで皮脂の分泌が増えることがあります。
また、男女とも食生活などの生活習慣などで皮脂分泌の増加につながることがあります。
その脂っぽい状態にマラセチア菌などが繁殖してしまうと、痒みや炎症を伴うことに発展してしまいますので、清潔に保つことと、甘いものの取りすぎや脂質の多い食生活なども注意しましょう。
このタイプのフケは、洗髪しないとフケが脂っぽいことで自然脱落することなく髪に付着していて、見た目にもダメージが大きい状態となります。
この症状は、原因3や4に当てはまります。


http://www.oginai-bito.com/cat8/post_133.html

・日焼け後の皮がむけた様な状態や粉が吹いたような状態が続く

頭皮全体がこの様な事になることはまれで、しばしば局部に発生します。そのため見分けることが容易なことが多い症状です。
原因2や3が当てはまり、脱毛を伴うこともあります。


http://www.oginai-bito.com/cat8/post_133.html

1-3.自分のフケの状態を知ろう

自分のフケについてはご自身が一番良く分かっていることだと思いますが、日々のことなのでちょっとした変化を見逃したり放置してしまう事が多いことも事実です。
原因2や3などであればびっくりして気が付きその異常性から皮膚科に行くなどの対策を取りますが、徐々に忍び寄る男性型脱毛については気づきにくいことが注意点になります。
たかがフケだと思わずに、薄毛につながる重要なサインが含まれていることもあることを心の片隅においていただけたらと思います。

2.今日からできる簡単フケ対策を教えます

毎日から長くても3日以内ごとに洗髪(ご自身のペースで問題ありません)し、清潔に保てば問題ありません。
この時に注意しなければならないのは、すすぎをしっかりすることになります。特にリンスやトリートメント、コンディショナーなどを髪に沢山付着させようと充分すすがないでいる人がいますが、充分すすいでも必要量は定着しその効果は変わりません。逆に充分すすがないことで原因その3の症状が出てしまう事があります。
また、ご自身の肌の傾向(乾燥肌・普通肌・オイリー)に合ったものをお選びいただくことも重要です。
洗髪の本当の目的は清潔にすることにありますから、コマーシャルにあまり惑わされないようにすることも重要です。
その機能を得るために添加剤がてんこ盛りですので、その中の成分に肌が反応してしまう事もあります。
かゆみや普段目立たないフケが出た場合は、一旦使用を中止し様子を見てそれでも治まらない場合、症状ごとに乾いたフケは「保湿成分(ヒアルロン酸・尿素など)」のあるシャンプー、脂っぽい場合は「抗真菌シャンプー」 をご使用になるか皮膚科に受診されることをおすすめします。

【おすすめのシャンプー】
▼乾燥肌用

女性用雑誌や通販サイトなどで評判の良い無添加のアミノ酸系ボタニカルシャンプー「ハーブガーデン」です。


http://u0u0.net/KU6F

▼脂漏性皮膚炎などを起こした時の抗真菌シャンプー

抗真菌成分「ミコナゾール硝酸塩」が配合されている持田ヘルスケアの「薬用コラージュフルフルネクスト」がおすすめです。


https://www.collage-shop.jp/SearchCategoryTop?CID=342&MediaCode=INAFN1803PC

注意点としては、殺菌成分が皮膚にもともと存在する常在菌(良い菌)もダメにしてしまう可能性がありますので、症状が治まったら通常のシャンプーか「カダソン」などのマラセチア菌が嫌がる頭皮環境に整えるシャンプーを使いましょう。

http://www.kadason.jp/html/page3.html?hc_uus=b4c4ea19975f6db6bd071e6cb04cc20d

頭皮全体が脂っぽくなってきてボリュームが減ってきたかなと思い始めた時にやりがちなことが、とにかく脂を取ろうと必要以上なことをしてしまう事です。
頭皮の皮脂膜は、外部からの刺激や細菌などから肌を守る役目で存在していますから、必要以上に取り過ぎないよう注意が必要です。

シャンプー時に失われた皮脂膜が元に戻るまで4時間ぐらいの時間が必要といわれています。
そのため、シャンプーのタイミングとしては就寝前が理想といえます。お出かけ前の朝シャンプーは、しばらくの間ノーガードということになり肌にはあまりよくない状況です。
急いでいればすすぎなどもなおざりになることもありますので、あまりおすすめはしません。

※尋常性乾癬と診断されたら
頭部の尋常性乾癬を治療するシャンプー用外用剤「コムクロ®シャンプー」があります。
※医薬品のため、使用には医師の処方が必要です。
https://www.maruho.co.jp/kanja/kansen/comclo/about/

3.まとめ

かなり駆け足での「フケ対策」となりましたが、フケが出る原因を把握したうえで対策を取っていただくことが重要だと考えます。
誰しもフケや垢は出るものですから、何らかの事情で洗髪できなかったことによるフケの発生を異常なことと勘違いして不必要なことをする必要もありません。
但し、明らかにいつもと違うと感じた場合は皮膚科で診てもらってください。

男性型脱毛に伴う脂っぽいフケの場合は、異常な大量フケの発生になることはありませんが、頭皮や額が脂ぎってきて髪のボリュームも少なくなってきたなどの変化も同時に感じてきます。
この様な変化を実感すると、洗髪すると髪が抜ける気がすると洗わなくなる人がいますが、害があること以外良いことが見当たらない行為ですので、今まで通り洗髪してください。
特に頭皮や髪が脂っぽくなることで埃なども付きやすく不潔になりやすいため、マラセチア菌などが繁殖しやすくなりますので、ほぼ毎日洗髪することをおすすめします。

現在、AGA治療の登場で薄毛の予防とある程度の髪の復活が期待できるようになりました。
脂っぽくなってきてボリュームが減ってきたなどの症状があり薄毛になりたくない場合は、一度AGAクリニックに問合せをしてみても良いかもしれません。
自然に任せる場合は、不潔にならないようにしていれば良いと思います。

以上、謎の毛髪診断士よりでした。

報告する

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。